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デジタル荷重・変位変換装置
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【概 要】 現在、国内で使用されている試験機台数は相当数の数量になります。その大半は老朽化しています。特に近年のISO認定取得、トレサビリティーの必然化が求められている中で、検査方法も変化し、より高い精度が必要となり、それに対応した試験機の更新が望まれています。 本装置は、そういったニーズに対応、開発したものです。
【用 途】 老朽化した試験機の大半は、本体はまだ使えるが、計測・制御部の不調。又は荷重・変位の電気式出力が無い為にデータ記録、CPUへの取り込み、データ処理が出来ない事情で新規買い替え等を考慮されているのが現状です。本装置は動力計の油圧ポンプと荷重加圧・減圧弁が正常に機能しておれば再生を可能にするよう開発・製作したもので、油圧式、ネジ駆動式など多用途に対応できます。
【特 徴】 本装置は、油圧式(アムスラー、リレー、電子式)ネジ駆動式の両機種に対応し、手動負荷式、自動負荷制御式、データ処理装置付き等、多様の組み合わせができます。
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| 荷重圧力・変位検出 試験機にかかる圧力とラムシリンダーの変位を検出し、信号をコントローラに送信します。 コントロラー内でデジタル信号に変換し、コンピュータに送られます。コンピュータ内でデータ処理ソフトに取り込んだ数値は、 1.荷重・変位曲線で見ることが出来ます。 2.最大荷重値・その時の変位・破断荷重・降伏点・最大伸び等 必要なデータは保存されます。 3.保存されたデータは後日も見ることが出来ます。
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| 試験画面の参考です。
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| 取付け参考例 1.1976年製 東京衡機製造所 500kN RU−50 2.1978年製 島津製作所 100kN RH−10 3.1980年製 島津製作所 500kN RH−50 4.1989年製 島津製作所 1000kN RH−100 5.1989年製 前川製作所 1000kN −100
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